1: 名無しさん 2016/09/02(金) 17:53:25.26 ID:CAP_USER
白亜紀末にいるはずのない小型翼竜を発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/090100327/
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 恐竜の時代が終わりに近づく白亜紀末、地上にはティラノサウルスのような巨大な恐竜がのし歩き、空には大型の翼竜が飛び交っていた。今回、この時代にはいないと考えられていた小さな翼竜が見つかり、古生物学者を驚かせた。8月31日に科学誌『Royal Society Open Science』に掲載された。

 化石を発見したチームによると、およそ8500万年前~7000万年前に生息していたこの翼竜は、体高はネコと同じくらいで、翼を広げた長さ(翼開長)は1.5mほどだったという。(参考記事:「翼開長6.4メートル、古代の巨大海鳥」)


論より証拠

 今回の発見は、通説に疑問を投げかけるものだ。論文著者の1人で英サウザンプトン大学とブリストル大学に所属するエリザベス・マーティン=シルバーストーン氏は、「この化石により、白亜紀末にいるはずがないと言われてきた小型の翼竜が実在していたことがはっきりしました。論より証拠とは、このことです」と言う。

 白亜紀より前の、三畳紀からジュラ紀にかけては小型の翼竜が栄え、なかには私たちの手のひらにおさまるサイズの翼竜もいたことが分かっている。けれども、白亜紀末の8000万年前頃になると、非常に大きい翼竜しかいなくなっていた。

 白亜紀末の翼竜の中には、翼開長が3m程度のものもいたが、これよりはるかに大きいものの方が多く、軽飛行機に匹敵する翼開長9m以上になるものもいた。(参考記事:「大陸間を休まず飛行できた巨大翼竜」)

 マーティン=シルバーストーン氏によると、この時代の小型翼竜の化石が見つからなかったことから「小型翼竜は鳥類に取って代わられた」との推論があらわれ、さらにその理由として「翼竜は生き残るために大型化をたどった」と考えられるようになったという。(参考記事:「翼竜は恐竜ではなく鳥は恐竜の子孫、「恐竜」って何者?」)


化石との幸運な出会い

 古生物学の世界では、人と化石の幸運な出会いが従来説をがらりと変えてしまうことがよくある。2008年、アマチュア古生物学者だったサンディ・マクラクラン氏は、化石がよく見つかることで有名なカナダのホーンビー島の海岸で、ソフトボール大の岩塊を発見した。

 ホーンビー島で化石探しをする人々は、こうした岩塊を発見すると、すぐに割って中を確認しようとする。けれどもマクラクラン氏は、岩塊の中によく見つかる二枚貝の殻のほかに、椎骨の破片もあるのに気づいた。「それが海岸で割ってよいものではないことは、すぐにわかりました」と彼は言う。マクラクラン氏は、現在はカナダのビクトリア大学で古生物学を学んでいる。

 マクラクラン氏の分析により、これが「飛ぶ生物」の化石であることは分かった。彼から標本を受け取ったマーティン=シルバーストーン氏らは、それが鳥のものではなく、小さいが、成長期の終わりに近づいた翼竜のものである、と判断した。「もしかすると、小型翼竜は鳥類に取って代わられたわけではなく、単純に、化石が残らなかっただけなのかもしれません」と言う。


鳥か翼竜か

 発見された化石は、椎骨と、前肢の骨と、その他のいくつかの破片だけだったため、研究者たちはこの動物を新種とはしなかった。どのように生活していたのかもわからない。ほかの科学者たちは、化石証拠の少なさを理由に、この奇妙な生物と翼竜の進化における意義についての判断を差し控えている。(参考記事:「歯のある新種の翼竜、テキサスで発見」)

 英バーミンガム大学のリチャード・バトラー氏は電子メールで、「著者らは、限られたデータを使って、良い仕事をしていると思います。おそらく翼竜でしょう・・・けれども鳥である可能性を完全に否定することはできません」と言う。彼はまた、この個体がほぼ成長を終えていたと考える根拠にも十分納得してはいない。

 これに対してマーティン=シルバーストーン氏は、この化石骨は鳥類よりも翼竜のものに近いと反論する。理由の1つは、白亜紀の鳥類にはない、飛行への適応が見られることだ。翼の筋肉をしっかり支えられるように、椎骨のいくつかが変形しているのである。成長期がほぼ終わっていることについても、ほかの翼竜で、ほぼ完全に成長したことの目印になっている変化が、この骨にも見られるという。(参考記事:「恐竜から鳥へ、羽はどうやってできたのか?」)

「人は大きいものが好きですが、私はこの小さな翼竜の方が面白いと思っています。この時代に彼らがまだ生きていたとは、誰も思っていなかったのですから」

2: 名無しさん 2016/09/02(金) 18:07:30.64 ID:A8voNxhB
鳥って恐竜の子孫でなかったっけ

4: 名無しさん 2016/09/02(金) 18:12:46.05 ID:g6JfIrm6
顔へんじゃね

15: 名無しさん 2016/09/02(金) 22:06:40.34 ID:4w+8r87S
>>4
数年後に、「頭じゃなくて尻でした」って復元図が訂正される。

8: 名無しさん 2016/09/02(金) 20:30:37.08 ID:a+uxNwdL
そらそうだ
コウモリが勢力拡大しても鳥がいなくならなかったのと同じ

9: 名無しさん 2016/09/02(金) 20:38:41.69 ID:P4TKqpnj
小さい翼竜よりも鳥の方が適してたから。と考えられてたのかな?

10: 名無しさん 2016/09/02(金) 20:59:58.25 ID:mdQRtgBU
小型翼竜を飼いならして、空を飛ぼう

12: 名無しさん 2016/09/02(金) 21:05:36.79 ID:Fy7PdLCP
単に大型の翼竜の子供ってことはないのか?

17: 名無しさん 2016/09/02(金) 22:43:07.59 ID:g664lms7
>>12
化石から、成長期が終わりつつある個体であることが分かったそうな

13: 名無しさん 2016/09/02(金) 21:44:38.18 ID:mdQRtgBU
火星では恐竜が生きているらしい

14: 名無しさん 2016/09/02(金) 21:53:09.41 ID:AU5w/ntg
大昔、空を飛ぶのは昆虫類だけだった。
次に飛んだのは爬虫類。そして鳥類。
そして蝙蝠などの哺乳類が空を手に入れた。

16: 名無しさん 2016/09/02(金) 22:16:34.89 ID:ACPdpPb5
ちょうど
「ジュラシック・ワールド」観たのでタイムリーな

18: 名無しさん 2016/09/02(金) 23:41:42.61 ID:RO17+o5h
雛という発想はないのか?

20: 名無しさん 2016/09/03(土) 00:09:52.37 ID:tLcRnvDR
なぜ、昆虫も爬虫類(鳥)も空を飛べるのに、哺乳類は
飛べないんだろうな。
哺乳類は、せいぜい滑空しか出来ない。
海にはクジラやイルカがいるのに、空にはそれに当たる動物がいない。

21: 名無しさん 2016/09/03(土) 00:16:21.29 ID:ldgpJPqI
コウモリは全世界に分布してるのに不憫なw

22: 名無しさん 2016/09/03(土) 00:22:00.60 ID:tLcRnvDR
>>21
なるほど、コウモリが哺乳類なのか。
それでも夜にコソコソ生きてるよな。
空は鳥と昆虫のものだ。

33: 名無しさん 2016/09/04(日) 11:15:12.39 ID:f6wl7/Th
>>22
昼間に堂々と飛ぶし、昼間に木の実食ったりするコウモリがいるぞ。
知らないのは仕方ないがもうちょっと調べろよ、恥ずかしいやつだな。

27: 名無しさん 2016/09/03(土) 02:33:37.08 ID:dJzwuDU4
>>22
鳥は卵を産んで、羽化したときは、かなり未熟児状態から、親が育てるけど、
哺乳類は、かなり親に近い状態になるまで体内か、袋内で育てるから、
空と飛ぶ生態には不利な生き物
霊長類、特に人類は、哺乳類では未熟児状態で産まれる生き物

39: 名無しさん 2016/09/05(月) 12:42:13.73 ID:XjtN5wkn
>>27
人類は水中に適応するために毛がなくなったって言われてるよね。
水中を泳ぐ哺乳類は水族館でも良く見かけるし、こう言う俺も泳げる。
一方で、なぜ、哺乳類は地上と水中に特化し、爬虫類は、地上の覇権を
失い、空で鳥類として繁栄するようになったのか?、って言う疑問は残るよ。
コウモリが日中に空飛ぶとかえばってるバカがいるけど、どう考えても
空の王者は鳥類、つまり恐竜の子孫。
地上で爬虫類を追い落とした哺乳類は水中でも生態系のトップにいるのに、
なぜ、空中では弱者なのか、謎は残るよな。
エサである昆虫が空にいるのだから、当然、哺乳類も飛べるように進化
してもおかしくないのに。

43: 名無しさん 2016/09/05(月) 15:03:07.95 ID:41/DEdeN
>>39
多分、飛びながら授乳するのが難しいからじゃない?
カンガルー的な構造も考えられるけど、重くなって来たら飛べなくなるし。
ってな事を考えて進化したんじゃね?

46: 名無しさん 2016/09/05(月) 17:01:29.91 ID:NwSZh72P
>>39
コウモリはこれから本気出すのだよ。

もう少し待ってて

24: 名無しさん 2016/09/03(土) 01:31:48.22 ID:J99Yq/kK
ペンギンに進化したんじゃね?

25: 名無しさん 2016/09/03(土) 01:46:27.02 ID:f15o1wNz
手のり翼竜が生き残ってたら、小学生のいいおもちゃだろうな。

28: 名無しさん 2016/09/03(土) 03:24:50.14 ID:i9Tk4YOc
>>1
翼開長9m以上とかw
そっちの方がおかしいだろどう考えても。
デカすぎて飛べないんじゃないか?

31: 名無しさん 2016/09/03(土) 07:07:02.62 ID:H+KF/9Kv
>>28
信天翁みたく崖の上の風の強いところから羽ばたかずに飛び立ってんじゃね

34: 名無しさん 2016/09/04(日) 11:22:21.58 ID:j15dMNFy
まあ何かの原因で鳥類が全滅したら、数万年でコウモリと大型昆虫類が空を覆い尽くすようになるだろな。
朝は電線にトビトカゲやヒヨケザルの子孫がとまってチュンチュン鳴くだろう。

35: 名無しさん 2016/09/04(日) 12:12:59.55 ID:QzGN7FI/
>>1
no title


これじゃ飛ぶどころか滑空もできないだろ
もうちょっと腕と脚の間に膜を貼ろうよ

36: 名無しさん 2016/09/04(日) 12:54:26.40 ID:SeouIWFM
何せ恐竜時代っても長い。
爬虫類が飛翔能力を獲得しようと試みたのは一度でも一カ所でもない。

38: 名無しさん 2016/09/05(月) 10:41:17.76 ID:iE6it0js
正直いるはずがないってのはオーバーだろ
衰退はしててもごく少数生き延びてるってのはやよくあることなのに
僅かな化石しかないのに古生物では決めつけがおおすぎ

40: 名無しさん 2016/09/05(月) 12:44:30.01 ID:XjtN5wkn
まあ、考えてみれば、哺乳類が空で進化する前に人類が
覇権を獲得したのかも知れんが。
6500万年と言う時間は爬虫類にとっては十分でも
哺乳類にとっては十分な進化の時間ではなかったのかも知れん。

45: 名無しさん 2016/09/05(月) 16:29:58.95 ID:Lj7cV2sb
鳥は飛びたい訳でなく、飛ばなきゃならない理由あるから飛んでる

カラスとかは逃げる時、まずはヒョコヒョコ歩いて、それでも逃げられなさそうな時に飛ぶ

47: 名無しさん 2016/09/05(月) 17:20:12.86 ID:ydHQKZFG
一度でいいから見てみたい 翼竜が飛んでるところ

49: 名無しさん 2016/09/06(火) 06:04:14.78 ID:By2Wq3fB
でも数は少なかったんでしょ。だからいるはずもないと思われていた。

50: 名無しさん 2016/09/06(火) 23:56:43.18 ID:1UlGIJiu
トビトカゲのデカいやつかと思ったら、イラストは普通に翼竜だな

51: 名無しさん 2016/09/09(金) 01:44:51.08 ID:2+lwCR6N
でも翼竜は絶滅して鳥類は生き延びた
不思議だわ

52: 名無しさん 2016/09/09(金) 08:33:41.90 ID:/eKw12Ey
UMAも標本さえ見つかれば空想が現実になるからな
論より証拠なのが生物学のいいところ

7: 名無しさん 2016/09/02(金) 19:38:48.04 ID:DUlccp76
化石にも残ってなくて人類の知り得ない生き物もたくさん居たんだろうなあ

引用元: ・http://potato.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1472806405/